お花が好きなことからわかったこと

先日のお花のお稽古を終えて

片付けをして帰ろうとした時、

 

会場の集会所のため

他の教室をされている方たちと玄関で一緒になり

作品をみて

綺麗、とか

香りがいいね、

何という花?とか

いろいろリアクションがあって交流がありました。

嬉しい。ちょっと恥ずかしい。

でもその中で、自分の中でざわざわしてしまった言葉が。

「綺麗ね。お花ってはじめは綺麗なんだけど

何日も保たなくて

すぐ枯れてしまうから

枯れるのが嫌なのよね。」

率直なご意見です。いろんなご意見があるのも当然のことです。

儚いですよね。

せっかく頑張って作って

綺麗な状態で長く楽しめた方が嬉しいですよね。

だけど、

私は、枯れるのは当たり前のことと思って

気にならいからそのように感じないけど

そういうふうに捉える方もいるんだな。

でも、自分は好きだからやはりちょっと切ないな。

その方のおっしゃることも

確かにそういうこともありますね、

そんなこともないですよ、と

自分のそんなことないと思っている理由が具体的に

瞬発的に言葉にならずわからずで、

唐突な言葉にへこんでしまった

さらに、そんな自分に切ないな。

 

お花は生花ゆえに枯れていくけど

どんなものもずっと同じ状態のものは無いし

そのおかげで季節感も変化も楽しめるし

綺麗な時は好きで

枯れるの嫌い

だから嫌だっていうのは

なんだか違和感がして

自分には無い感覚。

自然の摂理としてそういうものだし

そこもひっくるめてお花が好きだし

自分の中では枯れていくお花の状態も含めてありかな。

だって好きだし…

 

お花をとおして感じたことのように

自分自身のことも

好きな部分も嫌な部分も責めたりすることなく否定することなく、

ただそうなんだ

みんなひっくるめての自分が認めれて

ただただ自分であることを受け止めれると

いいなあ、なかなかできないけど。

って思いました。みんなまる〜。みんな良い〜。